今そこでペットを飼おうとしているあなた、ちょっと待ってください!
ペットを飼うと時に想像していなかった現実を味わうことがあります。
私は小学生の時のハムスターから始まって、これまでに10種類以上のペットを飼育してきました。
種類としては哺乳類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫、甲殻類、クモ類など、鳥類以外はある程度の飼育経験があります。
その経験からペットを飼育する際に確認しておいてほしい項目をまとめてみたので、ぜひ一人暮らしでペット飼育をお考えの方は参考にしてみてください!
ペット可の家かどうか
マイホーム住まいの方は大丈夫だと思いますが、一人暮らしの方などは賃貸住まいも多いはず。
その物件はペット飼育OKでしょうか?
ペット飼育禁止物件っでペットがいることがばれてしまった、というようなトラブルは「ペット禁止 ばれた」などと検索すると死ぬほどヒットします。
よくペット禁止でも魚はOKやハムスターぐらいならOKといったブログ等も見かけますが、原則ペット禁止物件であればすべての生き物の飼育が禁止されているということです。
○○なら飼っても良いと継起されていないのであれば、大家さんに相談する方が無難だと思います。
おとなしい動物だから迷惑をかけないと思っても、思わぬトラブルを招いてしまう恐れがあります。
例えば蛇を飼育していて脱走してしまったらどうしますか?
脱走するだけならまだよいかもしれませんが、それが隣の人の部屋に侵入してしまったら、心臓の弱い方ならびっくりして最悪死んでしまうかもしれません。
そのような責任も、ペット禁止を破って飼っていたらより重いものになってしまいますよね。
アレルギーは大丈夫?
私も毎年苦労していますが、最近では花粉症の方が増えています。
つまり多くの方がアレルギー体質ということ。
もしかしたらあなたやその家族もそうかもしれません。
アレルギーといえど症状がひどい人は喘息を発症してしまったりするので侮れませんね。
ペットを飼ってからその症状が出てしまっては大変なので、できれば事前にチェックしておくと安心です。
世話はしっかりこなせる?
あたりまえですが、ペットを迎えると何かしらのタスクがあなたの日常に追加されます。
私が現在飼っているヒョウモントカゲモドキのように週に1度の餌と2週に1度の掃除でいいような簡単なペットもいれば、毎日散歩が必要だったり、湿度や気温の管理、生餌の用意など細かい気配りが必要なペットも多いです。
もし出張であなたがいないとき、ペットの面倒を見てくれる人がいないと大変ですね。
それに加えて少なからずお金はかかってしまうので、そのあたりも含めて飼育はできそうでしょうか?
臭いは大丈夫?
ペットのかわいい動画を見ていると忘れがちですが、ペットは臭いがします。
これも多い少ないがありますが、ワンルームで飼育をしていると臭いのから逃げられなくなるので注意が必要です。
特にペットのうんちが臭わない動物はほとんどいません。
私は現在リクガメを飼育していますが、飼う前は草食だし同じ爬虫類であるヒョウモントカゲモドキのうんちはそこまで臭わなかったので大丈夫だろうと思っていましたが、意外に結構臭いのでしっかり掃除しないと大変なことになります。
また、中学生のころ飼っていたミドリガメは水が悪臭を放ってましたし、ハムスターもまめに床材を変えないと部屋が動物園のような臭いになっていました(;一_一)
臭いは画面から伝わりにくく忘れがちなので、ある程度事前に確認しておきたいですね。
夜寝れなくなるリスクは?
よく一人暮らしに向いているペットとして夜行性の動物をおすすめしていることがあります。
たしかに夜行性の動物は日中寝ているので世話が不要だし、仕事から帰ってきたらペットと触れ合えるというメリットはあります。
でも、夜行性ということは夜、あなたが寝る時間に活発に動き出すということです。
私が小学生のころに飼っていたハムスターは夜になると元気にホイールを回し始めるので、それが気になって別の部屋に移して飼っていた時期もありました。
私は飼ったことがありませんが、フェレットやモモンガなんかも夜行性ですので、ハムスターより大きいこれらのペットが寝るときにガサガサしてたら眠れないひとも多いのではないかと思います。
ペットがどんな性格でも愛情を注げる?
ペットの動画を見ていると、すべてのペットが飼い主に愛情を振りまいてくれると思いがちですが、ペットにも性格があります。
人なれしやすいといわれている種類でもなかなか懐かなかったり、全く慣れてくれなかったりというとも。
また、最初は飼い主をも敵だと認識する場合もあり、手をかまれてしまったり、おびえてしまったりということもざらにあります。
思い描いていたペット像とは違っていた、なんて状況も想定しておきましょう。
老化や病気にも対応できる?
あなたも含めてすべての動物には寿命があります。
Youtubeのペット動画では、元気に遊んでいるペットやかわいい赤ちゃんペットの動画がたくさんあげられていますが、年老いたペットの動画はあまりみかけませんよね。
また、ペットも人間と同様に病気になりますし、老犬なんかは介護も必要になってきます。
そんなペットのために病院へ連れて行ってあげることはできますか?
また、最愛のペットが死んでしまってもペットロスから立ち直ることができるでしょうか。
最後に
これらを全てクリアしたみなさん、おめでとうございます!
今すぐにペットショップへ行って、あなたのパートナーを迎えてください!
きっとそのペットはあなたを幸せにしてくれるし、そんなあなたに迎えられたペットも幸せでしょう。
これからより充実したペットライフを送ってください。
それでは!
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