フォー/Phở(フォー)
ベトナムといえばフォーです。
最近は日本でもエスニックな飲食店やインスタント食品などでも見かけるようになってきたので、食べたことある方も多いかもしれません。
フォーは米粉で作られた麺で、それに牛肉や鶏肉、パクチー、カボスなどを入れて食べます。
店によってはパクチーやカボスなどの薬味は別添えだったり、共用でテーブルに置いてあったりするので、好みに合わせて具材を入れましょう。
ベトナムの国民的な料理なので多くの店で食べることができ、メニューには phởと書いてあるのですぐわかると思います(ちなみにBòが牛肉で、Gà’が鶏肉です)。
フォーは北部のハノイが発祥地らしいのですが、個人的にはホーチミンの「フォー・ホア・パスター」(住所:260C Pasteur,Q.3)という店が一番おいしかったです(店内は不安になるほど汚いですがw)。
安全重視なら「Pho24」というチェーン店もおすすめで、街なかやハノイの空港にもあります。
Pho24は以前に日本へ進出したらしいのですが、現在は撤退しています。
生春巻き/Gỏi cuốn(ゴイ・クオン)
揚げ春巻きは中国の料理ですが、生春巻きはベトナムの料理です。
ライスペーパーに海老やビーフン、野菜などを巻き、甘辛いタレにつけて食べます。
大体の店の生春巻きには大量のパクチーが入っていいるので、パクチーの匂いが嫌いな方は苦手かもしれません。
生春巻きもベトナムを代表する料理ですが、ベトナム人が日常的に食べるものではなく、レストランなどで外国人向けに出されることが多いそうです。
ベトナム揚げ春巻き/Chả giò(チャー・ゾー)
豚や鶏のひき肉を入れるので生春巻きよりも食べ応えがあり、香草の香りも薄いのでパクチーが苦手な人にはチャー・ゾーの方がおすすめです。
現地で生活をしているベトナムの人々には、生春巻きよりもこちらのチャー・ゾーの方が一般的に食べられています。
生春巻き同様、外国人向けのレストランにはたいてい置いてあります。
ベトナムコーヒー/Cà phê (カフェ)
ベトナムは18世紀後半から19世紀半ばまでフランスの植民地だったため、フランスの文化を多くとりいています。
その一つがカフェ文化で、町中に大小さまざまなカフェを目にすることができます。
ベトナムコーヒーはフランス式のフィルターを使って淹れるため濃く抽出されるのが特徴で、苦みを和らげるためコンデンスミルクを入れて飲まれることも多いです。
一味違ったコーヒーを味わいたいなら、生卵と練乳で作るエッグコーヒーや、ヨーグルトコーヒーなどの変わり種メニューがある店もありますよ!
旅の途中歩き疲れたら、カフェで少しゆっくりしてみるのも良いのではないでしょうか。
ベトナム式サンドイッチ/bánh mì(バイン・ミー)
コーヒー同様にフランスの影響でベトナムはパンもおいしく、パンにも米粉が入っているため軽い食感になります。
バインミーはバゲット(フランスパン)に野菜やハムなどをいれたサンドで、ベトナム版サブウェイってかんじですかね!
現地の人にも良く食べられているため屋台からレストランまで多くの店で売られています。
しかし、あまり小汚い店だと病気や死んだ家畜の肉を使っていたりするらしいと現地の人に聞いたので、よほどお腹に自信がある方以外は観光客用のレストランに行くのが無難かも!?
個人的にはバインミーの料理自体がおいしいっていうよりもパンがおいしいので、普通のパンやハンバーガーなど一度はベトナムのパンを味わってみるのがおすすめです!
バイン・セオ/Bánh xèo(バイン・セオ)
バインセオは米粉を使った生地で、事前に調れされた豚肉やエビ、もやしなどの野菜を包んだ料理。
日本には近い料理が無いので味は伝わりずらいかもしれませんが、一応にベトナム風お好み焼きといわれることが多いようです。
見た目は黄色いのでオムレツみたいですが、これはターメリックの色なので卵じゃないですよ!
北部ではあまり見ませんが、南部のホーチミンでは一般的に食べられています。
ちなみにバインは粉モノを表していて、パンやケーキをバインと呼びます。
蓮茶/trà sen(チャー・セン)
日本ではあまりなじみのない蓮茶ですが、ベトナムでは日常的に飲まれています。
高品質な蓮茶には多くの蓮が必要になるため、ほとんどは人口の香料で緑茶に香りづけをしてあるものです。
少し渋めの緑茶のような味で現地では甘いお菓子と食べる人が多く、最近では美容効果にも注目が集まっているので女性には特に特におすすめ。
お土産にもいいですね!
チェー/Chè(チェー)
ラストはベトナムスイーツのチェー。
冷たいものと温かいものがあり、冷たいものにはフルーツやナタデココ、温かいものにはもち米、タロイモなどの穀物が使われています。
ベトナムでは一般的で店には現地の人もたくさん来ています。
チェーもベトナムを感じることができる食べ物の一つなのでぜひ挑戦していただきたいのですが、冷たいチェーを食べる場合は氷に注意が必要です。
ベトナムは浄水の技術があまり発展していないため、水道水は基本的に飲めません。
現地の水で作られた氷は現地で育った人ならまだしも、日本の水になれてしまった私たちには耐えられないかもしれないので、店の衛生面には十分注意しましょう。
終わりに
いかがでしたか?
ベトナム料理は日本人の口に合うものが多いと思うので、ぜひベトナム料理を楽しんでください!
最後におまけですが、ベトナムならではの料理には犬料理があります。
不快になる方もいるかもしれないので、別の記事でご紹介します。
気になる方はチェックしてくださいね!
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