" /> 世界最古で世界遺産の動物園、シェーンブルン動物園の魅力をご紹介! | Brand new world !!

世界最古で世界遺産の動物園、シェーンブルン動物園の魅力をご紹介!

動物

オーストリアの穴場観光スポットとして動物園はいかがですか?

今回は伝統ある動物園であるシェーンブルン動物園をご紹介します!




世界最古の動物園

世界遺産に登録されているシェーンブルン宮殿と同じ敷地内に位置しているシェーンブルン動物園は、マリア・テレジアの夫であるフランツ1世のメナジェリー(メナジェリーについては後述します)として1752年に造られました。

じつはこの動物園は現存する動物園としては世界最古の動物園で、さらに世界で唯一世界遺産に登録されているとても珍しい動物園なのです。

広さはシェーンブルン宮殿と合わせて200ヘクタールにも及び、日本でいうとディズニーランドの4倍の大きさに値します。

とても広いので、シェーンブル宮殿と合わせて観光するのであれば、最低でも半日もしくはゆっくり満喫するのであれば1日&それなりの体力が必要になると思います。

 

メナジェリーとは?

シェーンブルン動物園に行くのであれば、ぜひメナジェリーについての知識をあらかじめ知っておくとより楽しめると思います。

メナジェリーとは中世の貴族が作った動物園のことをいいます。

なぜこのようなものを作ったのでしょうか

そもそも人間が動物を鑑賞のために飼い始めたのはめたのは古代まで遡ります。

古代の王は治める人々に自身の権力を示すため、自分たちの生活圏の外側である自然界を支配する象徴として野生動物を人間の管理下に置いたことが始まりです。

その後、中世になっても根本としては変わらず、エジプトやヨーロッパなどでは貴族がその財力や権力を象徴するため、世界各国の珍しい動物を欲しがりました。

その動物のコレクションがメナジェリーです。

当時は海外から来賓が来るとわざわざメナジェリーに案内し、財力や権力を見せつけることで様々な交渉や争いを有利に進めるために使われました。

そしてこのメナジェリーが一般に公開されるようになり、現在では動物園という形で存在しています。




出会える動物たち

ここではシェーンブルン動物園で出会える動物を一部ご紹介します!

 

 

参照:https://www.zoovienna.at/e/index.html

 

このほかにもコアラやロバ、ミーアキャットなどの動物を見ることができました。

ちなみにシェーンブルン動物園は一度財政危機に陥ったことがありましたが、入場料を値上げする代わりにパンダやコアラなどの珍しくて人気のあある動物を湯住することで閉鎖を免れました。

まあ日本においてはコアラやパンダは比較的見やすい動物なので、物珍しさはないですけどねw

美しい展示舎

上記でもご紹介したメナジェリーであるシェーンブルン動物園は、シェーンブルン宮殿と合わせて世界遺産にも登録されているだけあり、その建造物もとても美しいです。

動物園はパブリビオンを中心に放射状に広がっており、かつでマリア・テレジアとフランツ1世はパブリビオンで朝食をとりながら動物たちを眺めていたそうです。

かつて皇帝夫が朝食を楽しんだパブリビオン

現在パブリビオンはカフェになっているので、皇帝夫婦になりきってティータイムを楽しむのもおすすめです!

 

↑温室も風情がある

日本人観光客は少なめの穴場スポット!

園内は現地のファミリーが多くのんびりした雰囲気

世界遺産ということで観光客が多く訪れる地域ではありますが、シェーンブルン動物園に限っていえば日本人観光客は少なめな印象です。

三つの理由があると考えたのですが、ここからは私の個人的な考えなので軽い気持ちで読み進めてくださいねw

一つ目の理由としては「シェーンブルン宮殿が広くて動物園まで見切れなこと」です。

シェーンブルン宮殿は宮廷内、庭園、高台とすべてを見て回るとまるまる一日(宮殿は8:30~17:30まで)必要になります。

時期にもよりますが動物園は9:00~17:30までなのでその時間内に両方見て回るのは時間的にも体力的にも結構ハードです。

二つ目の理由といては、一つ目に通じるところでもあるのですが「ウィーン旅行の日程の問題」です。

ウィーンは直行便が無いため所要時間が長くなりがちですし、格安航空だと18時間ぐらいかけてウィーンまで行くことになります。

また、パッケージツアーではウィーンとプラハなどの2か国のプランが人気なため、他にもおベラ座やミュージアムなど見どころがたくさんあるウィーン旅行でシェーンブルン宮殿観光は一日に抑えたいところです。

結果動物園まで回っていられないということですね。

最後は「これといった珍しい動物がいない」ということ。

シェーンブルン動物園の売りの動物はパンダやコアラですが、日本でもパンダは上野動物園やアドベンチャーワールドなどで見ることができますし、コアラはもっとたくさんの動物園で見ることができます。

ウィーンはアフリカやオーストラリアなどと違い動物を売りにしている地域ではありませんし、ここでしか見ることにできない種類の動物がいるわけでもありません。

これらのkとからあえて日本から観光で行く人は少なくなっているのではないでしょうか。

 

おわりに

いかがでしたか?

貴族になった気分でシェーンブルン動物園でのんびりすごしてみるのも良いのではないでしょうか。

ウィーンは他にも見どころ満載ですので、ぜひ有意義な旅行をお楽しみください!




コメント

タイトルとURLをコピーしました