ドラムを始めてある程度たたけるようになる、とツインペダルが欲しくなってきますよね。
購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
私ももう10年以上前のことですがドラムを始めて1年ぐらいでツインペダルが気になりはじめ、さらにその1年後ぐらいに購入しました。
ドラムを始めて間もないころはまだ高校生だったので、学生にとってツインペダルって結構高いですよね。
当時は断腸の思いで購入した記憶があります。
最終的には買ってよたと思いますし、むしろ早く買っておいた方がよかったと感じることも多々あったのでこの記事を書くに至りました。
ぜひツインペダル購入に迷っている方は参考にしていただければと思います。
演奏の幅が広がる
ツインペダルを使う演奏ってバスドラムの4連打や16分で刻むビートだけだと思っていませんか?
もちろんそんなことはなく、高速の2連打や複雑なコンビネーションなど様々な演奏法が可能です。
購入前の悩みとして、バスドラムの4連打や16分で刻むビートができる自信が無いということがあるともいますが、個人的にはそこまで気にする必要はないと思います。
とくに高速の2連打とタムやスネアの2連打を使ったコンビネーションは、非常に簡単で映えるフィルなのでプロでもよく使っているのを耳にします。
たしかに4連打や16分は安定して鳴らせるようになるためにはけっこうハードルが高く数年練習する必要があると思いますが、それができなくてもできることはたくさんあるので積極的に挑戦をおすすめします!
早くから慣れていた方が上達する
当たり前ですがツインペダルも早くから慣れておいた方が上達が早いです。
特に音楽は若いうちの方が習得できる効率がよいので、1日でも早くツインペダルになれておくことをおすすめします。
よく、早いうちからツインペダルを使うとシングルペダルの上達が遅くなるからおすすめしないというような意見を耳にしますが、私は早くからツインペダルになれておくメリットの方が大きいと思います。
たしかにツインペダルを使用することによってシングルペダルを使用する時間が短くなるのは事実です。
例えば仮に1曲の中でバスドラの2連打が10回あるとして、それを全てツインペダルで演奏するとツインペダルの練習は10回できますが、シングルペダルの2連打の練習にはなりません。
でもこれは2連打をしっかり演奏するという第一目標は達成しているわけで、それがシングルペダルなのかツインペダルなのかは結構どうでもいいことだと思うのですよ。
おそらく中速以下の2連打はシングルペダルでできるようにならなければならない的な発想からさきにシングルペダルということなのでしょうが、それよりもツインペダルをさっさと使って演奏の幅を広げた方が良いのではないかと思います。
高くないペダルでも機能は十分
ツインペダル導入のデメリットとしてペダル自体が高いということがあります。
すでにご存知かもしれませんが、大体有名メーカーのフラグシップモデルは7万円ほどで高いものだと10万円ごえの製品もたくさん売られていますよね。
かく言う私もDWの9000シリーズにビーターやシャフトを他社のモノに変更しているのでそう学区では十数万のペダルに仕上がっています。
でも最初からここまでのセットは必要ありません。
というか、ちゃんとしたメーカーが出している安価なペダル(TAMAのHPシリーズやDWの2000シリーズなど)であれば耐久性や操作性は十分だと思います。
また、高価なペダルだったらたたけて、安価なペダルだとたたけないフレーズはほとんど無いといっていいでしょう。
厳密にはギネスを狙うレベルの超絶テク系でや超絶大きいアタック音を出したいとなれば、ペダルの性能や細かい設定が必要になるとは思いますが、私を含め普通の人はそんなの必要ないですよねw
私も最初に購入したTAMAのHPシリーズ(2万円ほど)をまだ持っていますが、今見ても特別作りが悪いとは思いません。
ハイエンドのツインペダルは安価なペダルを使い倒してから購入を検討しましょう!
その方が購入する際に見るべきポイントもわかるので結果的にコスパもいいと思いますよ!
まとめ
・ツインペダルを買うのに早すぎるということはない
・購入するペダルは最初は安価なペダルでOK(ただしメーカーは要確認)
・高価なペダルでしか演奏できないようなフレーズは無い
・安価なモデルと高価なモデルの差はある程度ツインペダルに慣れないと感じられないと思うので、安価なペダルでツインペダルのことを理解してからハイエンドに手を出す方が自分に合ったペダルを選べる
・4連打や16分は習得に少し時間がかかるので、まずは簡単なフレーズでツインペダルに慣れよう
・触れば触るほどうまくなるので積極的に活用しよう!
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